ライセンスについて
当社製品のライセンスは「プロジェクトライセンス」と呼ばれるもので、ご契約時にプロジェクトの範囲を設定し、その範囲の中でご利用頂けるライセンスです。お客様が開発した製品を市場に出荷する際のロイヤリティやラインタイムライセンスは発生いたしません。
また、同プロジェクト内であれば、開発人数の制限もありません。
ただし、使用される「CPUシリーズ」と「コンパイラ」は以下の様に同一である必要があります。
*CPUシリーズの例:STマイクロ社製「STM32H7シリーズ」
*コンパイラの例:IAR社製「Embedded Workbench for Arm」
3種類のライセンス形態
ライセンス名称 | 研究・開発用 | 量産用 |
---|---|---|
研究・開発用プロジェクトライセンス | ○ | × |
開発・量産用プロジェクトライセンス | ○ | |
プラットフォームライセンス | ○ |
*ライセンスのアップグレードが可能
研究・開発用プロジェクトライセンス
研究・開発用プロジェクトライセンスは、製品化には使用出来ませんが、(保守加入状態であれば)技術サポートを利用頂けるライセンスです。
- R&Dチームで研究・開発用に使用したい
- 製品化が決定していないので、出来るだけ費用を抑えてスタートしたい
製品化が決定した際、「開発・量産用プロジェクトライセンス」にアップグレードする事ができます。(ライセンスのアップグレードは保守加入状態が条件になります)
開発・量産用プロジェクトライセンス
開発・量産用プロジェクトライセンスは、研究・開発~製品化までを幅広くカバーしているライセンスです。製品化が決定している場合は、先ずはこちらのライセンスをお薦めしています。
- 製品化が決定していて、開発から製品化までカバーしているライセンスが必要
プロジェクト数が増えてきた場合は、「プラットフォームライセンス」にアップグレードする事ができます。(ライセンスのアップグレードは保守加入状態が条件になります)
プラットフォームライセンス
プラットフォームライセンスは、研究・開発~製品化までをカバーした上で、単一のプロジェクトだけでなく、複数のプロジェクトに幅広く使用できるライセンスです。
- 同一CPUシリーズをベースにしたプラットフォーム展開を予定している
- 使用できる範囲を広めることでコストメリットを出したい
ライセンス範囲のイメージ
プロジェクトライセンスの範囲は、「計測機器」などの抽象的な名称ではなく、「製品名称や開発コード」などをもとにしたプロジェクト名称でカバーできる範囲となります。1種類の製品型番ではなく、以下の様に「製品ファミリ」が範囲の目安となります。詳しくは、当社営業までお問合せ下さい。
1種類の製品型番だけでなく、その製品ファミリが範囲となります
1種類の製品ファミリだけでなく、複数の製品ファミリが範囲となります
*サイトライセンスではございません
各ライセンスには、6ヶ月分の無償保守が含まれます
各ライセンスには、契約日の翌月1日から6ヶ月分の無償保守が含まれています。その後、有償で保守を継続する事ができます。(年間保守費用は製品定価の20%になります)
保守サービスの詳細は、以下のページをご覧ください。
資料ダウンロード
各ライセンスごとの製品価格など、ライセンスに関する詳細情報は「プロダクトガイド」の21-22ページを参照ください。プロダクトガイドは下記ダウンロードページから入手可能です。