iot-mosとはイー・フォースが長年蓄積してきた、組込みシステムでの様々なデバイス制御やネットワークの技術やソフトウェアの資産を活用し、短期間で簡単にIoT製品の開発をサポートするプラットフォームです。
センシングデバイス、クラウド、スマートフォン、スマートスピーカーなどを使ったシステム構築サービスを統合的にご提供します。
機能
(1)既存機器の無線化
運用中の機器にWi-Fi/BLE機能を追加し無線化を実現できます。
(2)簡単に拡張
UARTを使ってとても簡単に機能拡張が可能です。
(3)迅速にアプリ開発
連携させるスマートフォンアプリをPWAで迅速な開発が可能です。
(4)クラウド対応
クラウドへのデータロギングや遠隔操作にも対応可能です。
(5)環境発電によってバッテリー交換が難しい場所でのセンシング
熱や光などの環境発電で発電された電力を使い、様々なセンシングデータをクラウドに定期的に送ることで、機器の故障監視を行うことが出来ます。
利用方法(事例)
(1)ユーザー機器拡張
iot-mosと既存のユーザー機器を様々な方式で接続、無線化しクラウドへの接続が可能になります。
(2)センシング
iot-mosに直接各種センサーを接続し、WLAN経由でセンシングデータをクラウドへ送信できます。
(3)センシング (BLE)
BLEで接続されて心拍計のデータをセンシング。一定の心拍を超えるとiot-mosに接続されたカメラが稼働しクラウドで送信できます。
(4)スイッチ
EnOceanスイッチが搭載された、スイッチデバイスから情報をWLAN経由でクラウドへ転送します。
(5)複合利用とキャリア回線
iot-mosを複数使い、LTEやLPWAなどの回線でクラウドへのデータ送信も可能です。
開発事例
CASE1「給湯器リモコン」
給湯器の稼働状態をクラウドに保存、スマートフォンやスマートスピーカーからお湯を沸かすなどの設定や予約が可能です。
CASE2「駐車場管理」
駐車場の車室毎にセンサーを取り付け停車状態をセンシングし、入り口のサイネージに表示します。
CASE3「介護支援システム」
寝ている人の心拍や呼吸の状態を遠隔で確認することができる。これにより介護支援業務の負荷を軽減できます。
CASE4「BLE+WiFiを使った生体監視」
市販のBLE付き活動量計から心拍をトレース。異常値を超えるとゲートウェイのカメラが作動します。