イー・フォースでは2006年の創業以来、IoTで要求される「省メモリ」「省電力」「軽量ネットワーク」をキーポイントに製品開発を行ってきました。
激しいコストダウン要求に対応するためには、ハードウェアなど目に見えるコストだけではなく、ソフトウェアの開発時間などの目に見えにくいコストにも着目すべきです。
これからは「高性能」と「高機能」よりも「高効率」と「最適化」が求められます。
IoTに最適なソフトウェアは何か?
イー・フォースは全てのソフトウェアは、全て小さなメモリで動作できるようにデザインされています。ローコストのマイコンを使って最大限のパフォーマンスを実現できます。TCP/IPスタック、セキュリティ、SDなどのソフトウェアを全て含めても64KByteのRAMが搭載されているマイコンで動作します。
ソフトウェアをスリム化し製品のコストダウンを
高機能なネットワークやミドルウェアを使用する場合、従来は高性能なプロセッサと大容量のメモリを実装したH/WにLinuxなどのリッチなソフトウェアが使われていました。ソフトウェアをコンパクトにすれば、ハードウェアのコストも削減でき、システム全体がコストダウンできます。
3G/4Gを利用するM2Mルーターの開発例を比較
導入コストだけで考えていませんか?
オープンソースやベンダー提供の無償ソフトウェアを利用すると一見安く感じます。しかし、サポート、カスタマイズ、品質、保守などを含めた、製品のライフコストで考えていますか?さらに、メモリやCPUなど資源をコストダウンできれば、いずれコストが逆転します。
なぜOSを使うのか?
「たいした処理をしないので、OSは要らない。」とOSを導入することで、表面化しない見えないコストの削減につながります。OS導入には以下のようなメリットがあります。
いち早くシステムに新機能を追加できる
WiFi, USB, SD, Bluetooth, GUIなどのミドルウェアの導入が容易になります。
効率良く開発できる
独立したタスクごとに、複数の人が並行して開発を行うことができ、設計も容易になります。
メンテがしやすくなる
ドライバ層とアプリケーションが分離されているため、ハードウェア(CPU)が変わってもアプリケーションの移植が容易です。また、特定の機能をタスクとして後から機能の追加/削除が容易です。
高機能化による処理の複雑化に対応できる
同時に多数のイベントに対応できます。
タイミングによる処理の調整が容易です。
デッドライン時間に対応しやすいです。
μC3の簡単コンフィグレーション
μC3/Configurator はCPU、カーネル、ROM使用量、デバイス設定、TCP/IPの設定、等を選択するだけで簡単にベースコードを生成します。はじめて新しいCPUや開発ツールを使う場合でも、すぐに基本ソフトウェアを動作させることができるため、すぐにアプリケーションの開発に着手できます。
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