RTOS信頼性検証サービス

Safe-Cube(セーフ・キューブ)は医療機器やFA機器など高信頼性が要求されるメーカー様向けに、導入したブラックボックスとなるμC3(RTOS)部分の検証作業を、当社が指定されたボード上で行い、検証結果のドキュメントをご提供するサービスです。
これによりお客様の機器が取得する認証作業をスムーズに行うことができます。

SafeCubeの特長

・医療機器や産業機器など厳しい品質基準が要求される機器向け
・検証結果ドキュメントにより、認定取得の作業工数を軽減
・従来高コストだった高信頼性サービスをリーズナブルに提供
・お客様の実ボードをお預かりし、すべての検証を行うオプションを用意

検証作業の流れ

Safe-Cubeの検証記録の特徴

概要 詳細
コンフィグレータのテスト コンフィグレータにより、RTOSのコンフィグレーションを実施する。
テスト仕様については、このコンフィグレーションが正しく行われているかについても考慮して作成する。
テストの網羅性について テスト仕様作成時には、μC3ユーザーズ・ガイドに記載されたすべてのシステム・コールに対して、
エラー条件テストと機能テストを実施している、このとき、呼び出しコンテキストも考慮して検証する。
テストの再現性と判定基準 テスト仕様では、具体的なテスト項目を設計している。
その後作成するテストシーケンスにおいては、一意な判定値および流れを決定することから、テスト内容に再現性があり、判定結果も明確となっている。
タスクの優先順位の設定を変更したテスト 各テスト項目については、検査対象のシステムコールによりタスクのスケジュールに変化がある場合は、
システムコール対象のタスク優先度を高い/同じ/低いと設定することで、OSの核となるスケジューラ・ディスパッチャの確認が行われている。

検証記録ドキュメント構成

テスト計画書 31枚 デバイス依存部テスト仕様書 210枚
テスト報告書 2枚 デバイス依存部テスト手順書 91枚
共通部テスト仕様書 1,674枚 デバイス依存部テスト成績書 168枚
共通部テスト手順書 91枚 RTOS処理時間計測結果 15枚
共通部テスト成績書 1,674枚

合計 3,956枚

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